外出時の防災。防災ポーチや、職場、車の中にも備えを
Life Hack
2024.02.28
こんにちは。
ぴょこぴょこぴです。
家の外での、防災の備えはしていますか?
例えば、外出時のバッグの中、職場の机の引き出し、車の中、などに、災害時に役立つものを備えていますか?
災害は、自宅にいるときに起こるとは限りません。
自分の行動にあわせて、備えることが大切です。
外出時は、防災ポーチを持ち歩こう
防災ポーチを準備しておいて、外出時のバッグに入れて持ち歩きましょう。
例えば…
・防寒用のアルミシート
・モバイルバッテリー
・現金
・コンパクトな懐中電灯
・マスク
・常備薬
・笛
行き先などによって、水筒や長期保存できるちょっとした食べ物を追加するのがオススメ。
「帰りの電車が止まっちゃったら?」「長距離を歩いて移動することになったら?」などを想定して、中身を調整しましょう。
矛盾するようですが、持ち過ぎてしまっては荷物が重たくて大変なので、中身は厳選しましょう。
職場の机の引き出しにも備えを
職場の机の引き出しやロッカーなどにも、備えがあると安心です。
「会社から徒歩で帰宅することになったら?」「会社に一泊することになったら?」などを想定して備えておきましょう。
例えば…
・帰宅支援マップ
・スニーカー
・リュック(コンパクトに収納できるもの)
・カップスープや味噌汁
・アルファ米や栄養バランスのクッキーなど
・防寒用のひざ掛けやアルミシート
・水
・ライト
カップスープや味噌汁は、お湯が出れば温かいものが食べられて、ホッとできます。
また、徒歩で帰宅することになった場合のため、両手があくリュックやスニーカーがあると安心。
コンパクトになる折りたたみタイプのリュックなら、かさばらずに収納できます。
社員のための備蓄をしている会社も多いので、そこから足りない物を個人で備えるのもオススメです。
車の中も備えておこう
車で外出中に災害や、大渋滞、雪で車が動かなくなることなど、予定通りに目的地や自宅に到着できないことがあります。
また、災害時に車中泊で使用する可能性も。
車の中にも備えがあると安心です。
例えば…
・水
・アルファ米(夏場は心配なので取り除いています)
・カイロ
・防寒アルミシート
・毛布またはタオルケット
・携帯用トイレ
・軍手
・折りたたみシャベル(雪かき用)
もちろん、車の中は温度変化が激しいため、食べ物や飲み物の保存場所に適していません。
「車の防災セット」を箱や鞄にまとめておいて、車に乗るときは必ず乗せる、降りるときは下ろす、という運用をするのもオススメです。
実は過去、実際に備えが役に立ったことがありました。
猛暑の日、夫と、当時まだ未就学児だったこどもたちが外出。
外出先でシートベルトがドアに引き込まれてしまい、ドアを閉めることができなくなりました。
近くにお店も自動販売機もない場所で、ロードサービスの方が到着するまでかなり待つことになったそう。
帰宅した夫から、「車に積んであった水と、渡された塩分補給のタブレットのおかげで助かった」と聞かされて、備えておいてよかった!と心から思いました。
災害でなくても、ちょっとしたトラブルが起きたときのためにも、備えは役立ちます。
読んでくださり、ありがとうございます。
よい一日になりますように。
本コラムは、株式会社西武リアルティソリューションズからの依頼にもとづき、以下、投稿者のコメントを編集して掲載しております。
投稿者プロフィール
ぴょこぴょこぴ
夫と2人のこどもと4人暮らし。早寝・4時起きルーティン家事。
「日常の動きの中で、効率的に家事を行う」を意識して、暮らしを整えている。
ブログ「暮らしの工夫.com」、stand.fm「暮らしのラジオ*ぴょこ」などで暮らしについて発信。
・整理収納アドバイザー1級、防災備蓄収納1級プランナー、クリンネスト1級
・著書『考えない家事「ルーティン化」で心も体も自由になる! 』(主婦と生活社)
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