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川越珈琲さんぽ

Gourmet

2024.01.24

テーブルの上に置かれたホットラテとアイスラテ

 江戸の情緒を感じるレトロな街並みが特徴の観光地「小江戸」川越。縁結びのご利益がある川越氷川神社や歴史的人物にゆかりがある喜多院といった見ごたえのある神社仏閣の他に、菓子屋横丁などまち歩きも楽しめたりと、都心にほど近い場所で日本らしさを体験できるので海外の旅行客もたくさん訪れる人気エリアなのです。

そして観光で欠かせないのがやっぱりグルメ。もちろん川越にも魅力的な飲食店がたくさんあります。今回はその中でも地元の人たちに愛されるカフェを3軒ご紹介します。エスプレッソ、ネルドリップ、珈琲豆販売と、どれも個性が光る自家焙煎珈琲を楽しめるお店です。

エスプレッソ専門店『ヒルパインズ・エスプレッソ』

テーブルの上に置かれたアイスラテ

 石畳の道沿いにたくさんのお店が連なる大正浪漫夢通りにあるエスプレッソ専門店です。黒糖シロップを使ったラテや、チョコレートを使ったモカウォールなど甘いドリンクは見た目も華やかで女性に人気。店内は7席ほどですが、テイクアウトもできるのでまち歩きのお供にぴったりです。

他にもエスプレッソを使ったドリンクがずらり。例えば、ロングブラックはオーストラリアなどでよく飲まれるスタイルで、アメリカーノのようにエスプレッソのお湯割りではありますが、アメリカーノと違うのはお湯の上にエスプレッソを浮かべるところ。そうすることでエスプレッソの香りがより引き立つのだそうです。コルタードはスペインの飲み方でヒルパインズエスプレッソでは濃縮されたエスプレッソを少量のミルクと合わせて作るため、ラテよりもエスプレッソのチョコレート感をより強く感じられる通な飲み方です。

「エスプレッソを使ったドリンクは大抵のものはお出しできると思います」というこだわりのヒルパインズ・エスプレッソさん。川越に来たら一度は味わってみたいお店です。

 

エスプレッソ専門店『ヒルパインズ・エスプレッソ』

住所:埼玉県川越市連雀町13-1 1F

Tel049-236-3091

営業時間:7:3018:00 

定休日:無休

コーヒーの奥深さを学べる喫茶店『メル珈琲』

マスターがネルドリップで珈琲を淹れています

川越氷川神社から歩いて5分ほどの観光エリアから少し離れた場所にある隠れ家的なお店。常時10種類ほど用意されている豆の中から選ぶと、ネルドリップで一杯一杯ていねいに淹れてくれます。豆は新鮮な状態で提供できるよう自家焙煎。産地や焙煎度の違いを楽しめるのが嬉しいポイントです。「ブラックで飲めない人にこそ飲んでもらいたい」というマスター自慢のコーヒーで、実際にブラックが飲めるようになった人もいるのだそう。

 また、スイーツやランチも充実。ランチメニューは日替わり一種類のみですが、平日は満席になるほどの人気で、野菜中心ということもありそのほとんどが女性なのだとか。ランチ以外にも手作りのガトーショコラやマフィンもあるので、まち歩きの休憩にもピッタリです。1Fはカウンター中心ですが、2Fがテーブル席になっているので人数が多くても大丈夫。ランチは事前に予約しておくと安心です。

 

コーヒーの奥深さを学べる喫茶店『メル珈琲』

住所:埼玉県川越市宮下町1-4-21

Tel080-3577-1421

営業時間:9:0017:00 

定休日:木曜、金曜

焙煎したての珈琲豆が買える『COFFEE GALLERY』

コーヒー生豆が入った木桶が並んでいます

 2019年にオープンした自家焙煎珈琲豆販売のお店です。川越っぽく木桶に入った生豆はなんと20種類!!半分はレギュラーラインナップで、もう半分は期間限定のものなのだそう。これだけあると何を選んでいいか迷ってしまう、という方も大丈夫。普段飲んでいるものや好みをていねいにヒアリングして提案してくれます。注文を受けてから焙煎するので、浅煎りや深煎りなど焙煎度合いを選べるのも特徴。所要時間は約10分~15分ほどで、その間にサービスでコーヒーを1杯(同行者の分2杯まで)出してくれるので店内で待つもよし、テイクアウトにしてまち歩きをして、帰りに受け取ることも可能です。時間がない方のために焙煎済みのオリジナルブレンドもあります。もちろんドリンクだけでもOK。

自家焙煎珈琲豆を販売しているお店の外観

サービスドリンクは注文した豆と違うタイプのものを出してくれるので、新しい味との出会いを作ってくれます。もし気に入ったら次回お店に来た時に買ってみたり、期間限定のちょっと珍しい豆を選んでみたりと、再訪するのが楽しくなるお店です。

 

焙煎したての珈琲豆が買える『COFFEE GALLERY』

住所:埼玉県川越市松江町2-3-5

Tel049-277-4870

営業時間:10:0017:00 

定休日:月曜

本コラムは、株式会社西武リアルティソリューションズからの依頼にもとづき、以下、投稿者のコメントを編集して掲載しております。

 

 

投稿者プロフィール

赤井 恒平(あかい こうへい)

ライター・フォトグラファー。埼玉県飯能市でシェアアトリエ「AKAI Factory」を運営するなど、まちづくり業にも携わっています。
現在は築20年のマンションをリノベーションして家族4人で暮らしています。最近は休日に料理をするのが密かなブームです。

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