庭木の管理は大変!お庭をきれいに保つ方法を知ろう
Life Hack
2023.08.09
窓を開けると、いつでも季節ごとの木々や花が迎えてくれる庭。
美しい庭を持てたら理想的ですが、見栄え良く保つには手間がかかります。
植えた庭木は常に手入れをしないと伸び放題。
手がかけられずにほったらかしになることもしばしばです。
近年では、離れて暮らす両親が高齢になり、庭木の管理に手が回らないといった問題も聞こえてきます。
庭木の管理をめぐる主な困りごとや、庭木対策として専門の業者に依頼する時のポイントをまとめました。
庭木の3大お悩みとは
庭をきれいに保ちたいと思っても、木々を伐採するだけでは美しい庭は育ちません。
実際は、面倒な作業の数々が立ちはだかります。
脚立や高枝切りバサミといった専門の道具や、枝を切る時期や切る場所についての知識など、必要なポイントが盛りだくさ
ん。
知らずに手を出すと後悔することもあります。
庭木管理が憂鬱になる主な理由をピックアップしました。
1、伸びた枝の伐採や落ち葉の片付けに手が回らない
庭木の成長スピードは意外と早く、切っても切っても枝が伸びてしまいます。
冬が終わり、木々にとって最適な季節が巡ってくると、枝葉がどんどん茂ってくるため伐採が間に合いません。
また、秋を迎えたら、紅葉樹が一斉に葉を落とし始めます。
毎日朝夕に落ち葉掃きをしないと落ち葉が山積みになっていることも悩みです。
また、伐採した木々や落ち葉を集めるのも大変な作業です。高齢になればなるほど、腰や膝に痛みを抱えている方も多くな
ります。
しゃがむ動作が苦手になると、掃き集めてビニール袋に入れる作業も一苦労です。
2、虫や病気への対策が分からない
植物の知識がないと、木々の異変に気がつかないことがあります。
気に入っていたバラの葉に白い斑点が出始めたと思ったら、表面があっという間に白く覆われて、葉がすべて落ちてしまっ
たという経験はありませんか?
これらは植物に発症するカビの一種「うどんこ病」の症状です。
病名が分かれば、風通しを良くする、肥料を与えすぎないなど、早めの対策ができたかもしれません。
また、身近な害虫にも注意が必要です。
知識がないために、無防備な格好で伐採している最中に被害に合う場合があります。
春に茂りすぎたツバキやサザンカを伐採していたら、害虫被害の代表的な例である「チャドクガ」の毛に触ってしまい、
皮膚が赤く腫れてひどい目にあったというのはよくあるケースです。
3、伐採後の枝や落ち葉の処分が大変
伐採した枝や落ち葉をどう処分するかも考えておかなければなりません。
処分方法は自治体によって変わってきます。
「1回に出せるゴミは指定ゴミ袋2つまで」「30cmを超える枝葉は袋に入れず、縛って出すこと」などの細かな取り決めが
ある自治体も多くあります。
また、一昔前までは自宅で燃やすことができた地域でも、現在では無許可の野焼きや焼却処分が禁止されている場合が
ほとんどです。
処分方法が決まらなければ、処分までに枝葉を保管しておく方法を考えなければなりません。
大量の枝や落ち葉を一度に捨てられず、いつまでもスッキリできないことも。
安心して依頼できる業者の特徴
庭木を手入れしたいと思ったら、やはりプロの手に任せるのが得策です。
植物の特徴を知り尽くした専門家にお願いすれば、害虫被害や伐採後の木々の処理について適切な対応をしてもらえます。
伐採を依頼する場合は、こちらの要望を汲み取ってもらえる業者にお願いするのがおすすめです。
専門家であっても、依頼する側と好みが一致するとは限りません。
理想の庭にならなければ、庭を眺める楽しみも半減してしまいます。
どのような庭にしたいのかを事前にはっきりと伝え、相談に乗ってもらえるような業者を選びましょう。
また、見積もりがしっかりしている業者を選ぶことも大切です。
見積りになかった伐採により追加料金が発生するといったケースを防げます。
作業前に庭を見てもらい、明確な見積もりを作成してもらうのが重要です。
伐採する木の本数や伐採後の廃棄物処理代金、雑費など、項目別に算出してもらいましょう。
まとめ
「どこを切れば良いのか分からない」「見たことがない毛虫がいる」など、庭木の手入れに関するお悩みは尽きません。
豊富な知識を持った職人が在籍する業者に依頼するのが早道です。
作りたい庭のイメージをはっきりと持ち、作業前に何度もやりとりを重ねると、スムーズに依頼できます。
安心できる業者にお願いして、イメージ通りの庭を手に入れましょう。
▶ほほえみライフでは植栽管理サービスも行っています。詳しくはこちら
投稿者プロフィール
高橋みさと
自然に近い場所を求めて2021年に都内から郊外へ移住。
ライター業をしながら米や野菜づくりに挑戦しています。
趣味は登山と外で遊ぶこと。
発酵に興味があり、コンポストを利用して生ごみを捨てない生活を実践中です。
http://turumayu.studio.site
こどものことを考えたリノベーション
停電に備える6つのアイデア!非常時だけでなく、日々の暮らしも便利に