【江戸東京たてもの園】家族で、自然と文化を楽しめる場所
Town
2023.02.22
【江戸東京たてもの園】家族で、自然と文化を楽しめる場所
都立小金井公園内にある、江戸東京たてもの園。
学生時代に先生や友人たちと訪れたことのある、懐かしい思い出の場所です。
ぜひ、ご紹介したいと思い、久しぶりに行ってみました。
西武新宿線に乗って花小金井駅で下車し、江戸東京たてもの園に向かいました。
撮影しながら園内を歩いていると、スタッフの方たちがにこやかにご挨拶してくださり、とてもあたたかい雰囲気でした。
自然豊かな都立小金井公園の中に位置する、美しい歴史的建造物群
都立小金井公園は、閑静な住宅地に隣接する、広大で自然豊かな公園。
その一角にある江戸東京たてもの園の敷地内には、美しい歴史的建造物が立ち並んでいます。
その建造物の数はなんと30棟!
ほぼすべて、外から中を拝見したり、実際に中に入って部屋を見て回ることができます。
スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」のモデルになった建物もあり、こどもと一緒に行っても楽しめる場所になっています。
圧倒される美しき建造物
どの建物もそれぞれ素晴らしいのですが、その中でいくつか写真とともにご紹介します。
まずは、敷地中央の「センターゾーン」にある、「高橋是清邸」。
1902年(明治35年)に建築されたもの。
二階は2・26事件の現場になった場所です。
廊下は、天井から床までガラス張りの引き戸のため、光がたっぷり入る明るい室内。
廊下自体も、そこからの眺めも美しい。
続いて「東ゾーン」に位置する「子宝湯」。
1929年(昭和4年)の建造物。
重厚感のある入り口から、浴室に入った瞬間、歓声を上げたくなるような、爽やかで美しい空間が広がっていました。
高い天井と、淡いブルーとホワイトの空間。
こんなお風呂屋さんがあったら、入りに行きたい!
建造物のこまかな部分も素晴らしい
建造物の窓の鍵、ドアノブ、スイッチなど細かな部分も歴史を感じる美しいものがたくさんありました。
「西ゾーン」に位置する「三井八郎右衞門邸」は、1952年(昭和27年)の建造物。
襖に描かれた鶏や孔雀の絵、釘隠しのデザインなど、建物全体が美術館のようでした。
一階の窓の格子も、重なる十字部分がお花のようになっていて、細かな場所が本当に可愛らしい。
こんな窓から外を眺めて、くつろいでみたい!
歴史的建造物を堪能したあとは、カフェでゆっくりと
施設内には、2箇所、食事ができる場所があります。
そのうちの一つ、「西ゾーン」にある「デ・ラランデ邸」内の武蔵野茶房で、お昼ごはんをいただきました。
1910年(明治43年)ごろに建てられた、重厚感のある洋館です。
重みのある雰囲気に圧倒されながら中に入ったところ、なんと、セルフレジで注文・支払いをするシステムで現代的。
一人で入っても、ゆったり気楽に過ごすことができました。
注文したのはカレーライス。
銀のお盆に乗ったカレーライスは、スパイシーで、フライドオニオンが香ばしく、お肉はトロトロに柔らかい!
とっても美味しくいただきました。
自然と文化が楽しめる場所
江戸東京たてもの園は、四季折々の美しい庭園や、木々の中を散策できる「武蔵野の道」もある、自然豊かな場所。
自然を楽しむだけでなく、歴史的建造物から文化に触れることができます。
季節ごとの催しや、毎月、伝統工芸の実演、学芸員さんによる建造物の解説などのミュージアムトークも行われています。
さらに江戸東京たてもの園が位置する、小金井公園は桜の名所でもあるので、お花見の季節に訪れるのもおすすめです。
また公園内には遊具やSLの展示も。
友人同士でも、こどもと一緒に家族でも楽しく過ごせる場所なので、週末のおでかけに、いかがでしょうか?
次回は、私もこどもたちを連れて、家族で遊びに行こう!と思いました。
※江戸東京たてもの園さんに許可を得て、取材・撮影しております。
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投稿者プロフィール
ぴょこぴょこぴ
夫と2人のこどもと4人暮らし。早寝・4時起きルーティン家事。
「日常の動きの中で、効率的に家事を行う」を意識して、暮らしを整えている。
ブログ「暮らしの工夫.com」、stand.fm「暮らしのラジオ*ぴょこ」などで暮らしについて発信。
・整理収納アドバイザー1級、防災備蓄収納1級プランナー、クリンネスト1級
・著書『考えない家事「ルーティン化」で心も体も自由になる! 』(主婦と生活社)
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