9月1日は防災の日。防災備蓄をはじめよう!
Life Hack
2022.08.25
9月1日は防災の日。防災備蓄をはじめよう!
こんにちは。
ぴょこぴょこぴです。
9月1日は防災の日。
関東大震災が起きた日であるとともに、暦の上では二百十日という、台風シーズンを迎える時期であることから、この日が防災の日と制定されました。
防災の日をきっかけに、防災備蓄を始めてみませんか?
まずは、ハザードマップを確認しましょう。
自宅や学校、職場など、長い時間過ごす場所の災害リスク情報を、ハザードマップで確認しましょう。
国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」で確認できます。
避難所へ向かうためのルートの安全確認もしておくとよいでしょう。
防災備蓄の目安とは?
一般的には、3日〜1週間分の水と食料が必要と言われます。
水は、1日1人3リットル×家族の人数×3日〜1週間分。
4人家族の場合は、36リットルとなります。
食べ物の備蓄を考えるのが難しい場合は、市販の非常食セットがおすすめ。
また、スーパーなどで販売されている好きな缶詰(サバ缶、焼鳥の缶などそのまま食べられるもの)を備蓄品とするのもおすすめ。
備蓄量は、1日目の朝・昼・晩の食事、2日目…など、分けて並べてみると、過不足が確認しやすくなります。
とはいえ…家族分の備蓄を3日〜1週間分準備するのは、予算も収納場所の確保も大変…。
一度にまとめて備えるのが難しい場合は、1日分からでも備えましょう。
1日分を備えて、次は2日分…と少しずつ災害時に耐えられる日数を増やしていきましょう。
まずは、防災備蓄の一歩を踏み出すことが大切。
必要なものは少しずつ増やしていきましょう。
参考として、水や食べ物以外の備蓄の例をご紹介します。
【参考】水・食べ物以外の備蓄品の例
・懐中電灯
・ラジオ
・モバイルバッテリーやポータブル電源
・カセットコンロとカセットガス
・防寒シート
・汗ふきシートやドライシャンプー
・非常用トイレ
・トイレットペーパー
・常備薬
・赤ちゃん用品や介護用品
・予備のメガネやコンタクトレンズ
収納スペースに合わせた、手軽な分散備蓄
※こども部屋の片隅にある分散備蓄
防災備蓄品の収納場所の確保や、個室に閉じ込められた場合の対策として、「分散備蓄」が有効です。
例えば…
・トイレ収納に非常用トイレ・トイレットペーパー・生理用品を備蓄
・こども部屋や寝室に食べ物や水1人分の1日セット
・キッチンに非常用食料
・クローゼットの奥に水
など。
分散することで、それぞれ小さな収納スペースでも、家全体でまとまった量の防災備蓄をすることが可能になります。
地震の後「防災備蓄品をまとめて入れた収納の扉が開かなくなって、中身が取り出せない」などのリスクを減らすこともできます。
家族の状況、住んでいる地域の特性に合わせよう
※水などの重い備蓄品は平台車に乗せると、出し入れがラクです。
赤ちゃんがいる、介護が必要な家族がいる、アレルギーがある、持病があるなど、ご家庭によって必要なものは少しずつ異なります。
一般的な備蓄品以外にも、何が必要か考えてみましょう。
家族で話し合ってみると、考えを共有でき、一人では考えつかなかった視点に気づけるので、おすすめです。
また、住んでいる地域によって、寒さ(暑さ)対策が重要、洪水の時を考えて備蓄品は二階に置いた方がよい、など備え方が変わります。
一般的な備えをしつつ、何に重点を置いたほうがよいのかも検討し、少しずつ調整しましょう。
見直し月を決めて、備え続けよう
※使用期限がないものには、購入年月をメモしておくと、見直しの参考になります。
防災備蓄を始めたら、見直し月を決めましょう。
例えば「防災の日がある9月に、毎年見直す」などは、わかりやすくて良いと思います。
東日本大震災があった3月と、防災の日がある9月の年2回もおすすめ。
間隔が半年空いているので、期限管理がしやすく、防災意識を高めることもできます。
どちらもテレビや雑誌で防災特集が組まれるなど、見直しの参考になる情報も得やすい時期。
見直し月を決めたら、ぜひカレンダーや手帳に書いて、忘れないようにしましょう!
大切なのは「備えて終わり」ではなく「見直しながら備え続けること」。
新しい情報を得て、家族の状況にあわせ、見直して備え続けましょう。
読んでくださってありがとうございます。
よい一日になりますように。
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投稿者プロフィール
ぴょこぴょこぴ
夫と2人のこどもと4人暮らし。早寝・4時起きルーティン家事。
「日常の動きの中で、効率的に家事を行う」を意識して、暮らしを整えている。
ブログ「暮らしの工夫.com」、stand.fm「暮らしのラジオ*ぴょこ」などで暮らしについて発信。
・整理収納アドバイザー1級、防災備蓄収納1級プランナー、クリンネスト1級
・著書『考えない家事「ルーティン化」で心も体も自由になる! 』(主婦と生活社)
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