初めてメガネを買いました
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2022.08.15
初めてメガネを買いました
先日、初めて眼鏡を買いました。家族や知人・友人に「眼鏡を買った」と話したら100%の確率で「老眼鏡?」と聞き返されるお年頃ですが、今回は近視用の眼鏡の話です。
ここ数ヶ月、遠くにあるものが見づらいなと思っていたのです。
特に、看板の文字や道路の案内表示が、目を凝らさないと見えないことが増えていました。
自分で思っているより視力が落ちているかも、と思ったのは、生け花の講座に参加した日のこと。
花の生け方の実技の前に、先生が花を生けるところを見せていただく講座で、花を生ける先生の手元や完成した作品が、ぼやけてしまって全然見えなかったのです。
特に、初めて見る、名前も知らない草花のディテールがわからないのは参りました。
そのとき、私の席から先生の前にある花までの距離は、10m弱… 中学校の教室の一番後ろから黒板を見るくらいの距離、という感じでした。
その距離ならぼやけて見えるのも当たり前でしょう、と思われる方もいらっしゃるかもしれないですね。
でも私、ずっと目がよくて、授業中に黒板の字が見えないなどで苦労したことがなく、はっきり見えないことに驚いてしまったのです。
それからは、以前にも増して見え方が気になるようになりました。
意識してみると、字がぼやけるだけではなく二重に見える気もしたので、それを家族に話したところ「乱視じゃないか」と新たな懸念も出てきたため、これは放置しないほうがいい、折をみて眼科で検診を受けてみよう、と決めました。
その日は突然にやってきた。
・・・といってすぐに眼科に行けばよかったのですが、日常生活に困るほどではなかったため検診はついつい先延ばしになり、そのうちに私は仕事用に、ブルーライトカットの眼鏡を買おうと眼鏡屋さんに行きました。
これまでPCを使う時に見えづらいことはなく、ブルーライトカットだけを目的にした、簡易で軽い眼鏡を買うつもりでした。
店でひとりでいろいろフレームを試している私に、女性スタッフが声をかけてくれたので、最近視力が落ちた気がするという話をして視力を測ってもらったところ、出た数値は両目で「0.3」。
えええええ!そんなに見えていないの!? とびっくり!
慌てた私は、その場で1本、眼鏡を作りました。
こどもたちの送迎などでたびたび運転をするので、なにかあってからでは遅いと思ったのです。
ちょうど気に入ったフレームがあったので、そちらを運転用としてレンズを入れてもらい、購入を予定していたPC用眼鏡は50%ブルーライトをカットするというレンズのものにして、計2本を“お買い上げ”。
急に”眼鏡の人”になったな、と自分でも急な変化に戸惑いながらも、運転時に眼鏡をかけると本当にくっきりはっきり遠くまで見えるし、身近な人たちに眼鏡姿を披露したところ「似合う」と言ってもらえて気分は上々。
私の眼鏡ライフは楽しく始まったのでした。
セカンドオピニオン・・・???
ところがです。
それから1ヶ月もしないうちに、息子のコンタクトの処方のために、私が付き添いで眼科に行くことになりました。
予約時に確認したところ、私も続けて診てもらうことが可能だというので、眼鏡の処方と診察をお願いしました。
そして、診察当日。
丁寧に検査をしてもらった私の視力は、なんと両目で「0.7」! 眼科としては、眼鏡は不要、との診断結果が出たのです。
気にしていた乱視も心配ありませんでした。
すでに買ってあった眼鏡のことを相談したところ、見やすいなら適宜使えば良いとのことで、無駄にはならず、ひと安心。
でも使うたびに苦笑いするような結果になってしまいました。
なぜ眼鏡屋さんと病院で0.4も数値が違うのか、理由はまったくわかりませんが、2回受けてみてよかったなと思います。
眩しいのは白内障!?
そして、もうひとつ私には気になることがありました。
それは、日差しがとにかく眩しいこと。
これは数年前からで、どうも人より眩しく感じているようなので、外出の際にサングラスを常備するようにしたのですが、診てもらったところ、白内障の症状だろうとのことでした。
白内障は加齢によって症状が出る老人性白内障が多いのですが、若年白内障といわれる、10-30代で発症するケースもあるそうです。
私の白内障はまだまだ症状の出始めのようで、治療はしなくてもよいとのことで安心しました。
これも、思いがけず手に入れたセカンドオピニオンのおかげですね。
白内障は加齢により症状が進むのがわかっているだけに、上手に付き合えるよう頑張ることになるだろうなと思います。
ちなみに!もし同じような症状がある方は、サングラスを使うのをオススメします。
サングラスを使うと、急に明るいところに出るときなどに目が楽なのはもちろん、おでこや眉間が楽で、眩しいときは意識せずにそのあたりに力が入っていたことに気がつきます。
数年前までの私は、サングラスを使うのはハードルが高く、TPOもあるし派手に見えるかなと気にして使わずにいましたが、昨年から思い切って使い始めたら、本当に楽になりました。
無駄な力が入らないので、顔にシワが入るのを予防できるのではと期待もしています。笑
今回は眼鏡初心者である私のドタバタを読んでいただきましたが、実は私、眼鏡をかけること自体は、とても楽しんでいます。
長年、眼鏡に縁がなかったために、眼鏡を合わせるファッションに、ちょっと憧れていたのですよね。
カジュアルながらもキリリとした雰囲気ならダイアン・キートンを思い出しますし、もっとクラシックならブリジット・バルドーやオードリー・ヘップバーンのサングラス姿も素敵です。
ハードルが高いどころではないお手本の名前を挙げてしまいましたが、眼鏡はフレームもレンズもたくさんある中から自分で組み合わせることができるアイテムなので、似合うもの、お気に入りを見つけて、コーディネートを楽しんでいきたいと思います。(終)
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投稿者プロフィール
宮本良子(Ryoko Miyamoto)
TVCM、PR番組プロデューサー。4人家族+保護猫姉妹2匹のマンション暮らしです。好きなものは、児童書、紅茶、スコーン、クラシックカー。英国でティーハウス巡りをするのが当面の夢です。
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