【埼玉県のレトロスポット】リニューアルした西武園ゆうえんちで昭和ノスタルジーをここまでもかと満喫するべし(後編)
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2022.07.05
【埼玉県のレトロスポット】リニューアルした西武園ゆうえんちで昭和ノスタルジーをここまでもかと満喫するべし(後編)
※この記事は2022年6月現在の内容です。
前編の記事だけでも「気になる!行ってみたい」と思った方はたくさんいるのではないでしょうか(^^
後編はおすすめのお店&アトラクションなどをご紹介していきます♪
夕日の丘商店街は1日ゆっくりいたいと思う場所
遊びに行って実感したのは、“夕日の丘商店街”にいるだけでも丸一日楽しめちゃう場所ということ。
「せっかくのお休みだから午後からゆっくり楽しもうかな~」という方もいると思うのですが、せっかく行くなら入園開始1時間前から並んで入園開始と同時にたっぷり満喫してきてください!
“夕日の丘商店街”は一言で表すと「毎日がお祭り!」
最近は新型コロナウィルスの影響で、2年ほどお祭りが開催されていない状況ですよね。
少し遠い思い出になってしまった「お祭り」。
ですが、“夕日の丘商店街”に1歩踏み入れるだけで、忘れかけていたあのときの懐かしい気持ちが蘇ってくるのです。
夕日の丘商店街で一番の人気店「喫茶ビクトリヤ」
“夕日の丘商店街”に唯一ある昔ながらの洋風喫茶店「喫茶ビクトリヤ」は、昭和を知らない20代のZ世代に親しまれています。
クリイムソーダが人気の理由はSNS映えはもちろん、推しのアイドルの担当カラーのクリイムソーダを注文することで「いつでも推しを感じたい・推し色に染まりたい」とおとなの推し活が秘かにオシャレにできることも人気の秘訣だとか。
とってもかわいい看板娘の「薫ちゃん(姉:ピンクのワンピース)」&「渚ちゃん(妹:黄色のワンピース)」がお店に顔を出してくれる可能性があるかもしれないのも「喫茶ビクトリヤ」でお食事を楽しむことの一つ。
お昼の12時で既に60分位の行列ができていたので、「喫茶ビクトリヤ」がお目当ての方は入園開始と同時に行くとあまり並ばなくてもよさそうです。
本当はあんまり教えたくない穴場スポット「チャレンジトレイン 出発進行!小さな運転士さん」
「西武園ゆうえんち」で比較的空いていて待ち時間が少ないのに、満足度の高いアトラクションといわれている「チャレンジトレイン 出発進行!小さな運転士さん」
0歳の赤ちゃんも乗れる小さな電車。
自分で電車を運転しながら停車したり警笛を鳴らしたり、終点までダイヤ通りに運行して高得点を目指していくアトラクションなので、こどもだけではなくおとなも真剣に楽しむことができるんです。
車両のモチーフは西武鉄道で実際に運行中だったり、昔運行していた列車なので、西武鉄道ファンには堪らないデザインの再現性も魅力のひとつ。
運転は簡単そうに見えるけど、これまで満点を取った人はただ1人だとか。
本物の電車の運転手さんまでもが本気になるアトラクションであるにもかかわらず、「西武園ゆうえんち」の比較的奥にあるのであんまり人が訪れない穴場スポットとなっているのです㊙
世界クラスの感動を「西武園ゆうえんち」の夕陽館で体験しよう!
TM & © TOHO CO., LTD.
“夕日の丘商店街”を見下ろす丘の高台に建ち、商店街の住人にとって憩いの映画館である夕陽館では「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」が毎日上映されています。
映画を見るために館内に入って数分後、緊迫したアナウンスとサイレンが鳴り響き、謎の巨大生物が映画館に接近していることを知らされます。
地響きにより壁にヒビが入ってきた映画館から私たちは避難を始め、特殊な装甲やタイヤを装備した特殊災害対策部隊の車両に乗りこんでからアトラクションのスタート。
ゴジラやキングギドラたちの戦いに車両ごと巻き込まれながら、無事に逃げ切ることが出来るのかヒヤヒヤドキドキの臨場感とスリルは現実そのもの。
私が行った日曜の夕方は45分~60分待ちでしたが、その待ち時間がかかってでも「もう1回、2回乗りたい!」というのが率直な感想。
10歳の息子も、今日回ったアトラクションの中で一番楽しかったと大興奮!
私は絶叫系が苦手なのであまり乗り気ではなかったのですが、美しい映像と音響、これまで体感したことのない動きにハマりました。
世界レベルでクオリティが高く、体験満足度97%といわれる「ゴジラ・ ザ・ライド」はこれだけでも入園券の元が取れるとゲストの間で言われているそう。
世界で「西武園ゆうえんち」でしか体験できないアトラクションなので、一生に一度は絶対に夕陽館に足を運んでみてほしい!
人情に溢れる“夕日の丘商店街”で起こるドラマに巻き込まれる人たちは必ず笑顔に
“夕日の丘商店街”の一番奥には、商店街の住人が通う銭湯「朝日湯」がたたずんでいます。
夕方、遊び疲れた私と息子がベンチに腰かけていると、「朝日湯」の番台のよし子さんが笑顔で話しかけてくれました。
よし子さんは、腰に巻いていた朝日湯のエプロンを息子の腰にも巻いてくれて「一緒に写真を撮ろう」と声をかけてくれたのです。
リニューアルした「西武園ゆうえんち」の魅力は、今までたくさんご紹介した昭和の建物、食べ物、新しくなったアトラクションももちろんですが、一番の魅力は“夕日の丘商店街”の住人が気さくにいつでも話しかけてくれるところ。
なかなか実際に体験してみないと伝わりにくいと思うのですが、例えばミュージカルは観覧席に座って2時間ほどゆっくりショーを楽しむのが基本ですよね。
「西武園ゆうえんち」の“夕日の丘商店街”では毎日のように至る所で小さなミュージカルが行われており、私たちは観客としてそのショーを見ているだけではなく舞台の一員として参加することになるのです。
住人たちと一緒に歌ったり踊ったり、予想外の展開が毎日繰り広げられているのですが、その中でも印象的だったのはレコード屋の前で「喫茶ビクトリヤ」の看板娘である渚ちゃんが歌うシーン。
渚ちゃんが「上を向いて歩こう」を歌っているとき、ゲストの顔はみんな自然と笑顔たっぷりでにこやか。
渚ちゃんとのコミュニケーションを楽しみに毎日の仕事を頑張り、お休みの日に足を運ぶことがステータスになっているファンがたくさんいることを実感した瞬間でした。
ちなみに、なぜ“夕日の丘商店街”にあるのに銭湯の名前は「夕日湯」ではなく「朝日湯」なのかというと、商店街の住人たちはお店が終わってからも店じまいや仕込みがあったりと忙しく、ゆっくり銭湯に浸かれる時間帯は朝だから。
という細かな背景があるんです。
知れば知るほど面白い、“夕日の丘商店街”のストーリー。
「西武園ゆうえんち」に一度も行ったことない人も、リニューアル前に何回も遊びに行ったことがある人も、本当に新しいテーマパークに生まれ変わった「西武園ゆうえんち」をたくさん楽しんできてくださいね♪
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投稿者プロフィール
すず
インスタグラマー・Webライター・SNSコンサルタント
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2019年パートを退職し独立&シングルマザーに。
stand.fmでの音声配信「すずのなんでもラジオ」は多くの主婦と発信者の方から共感を集めるチャンネルに成長中。
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