知らない駅からぶらぶら歩いてみよう 「なんとなく散歩」のススメ 「ひばりヶ丘」駅編
Town
2024.09.25
父が喜寿を迎えました。いつまでもおいしく炊いたご飯を食べてほしい、と土鍋をプレゼントすることに。今回は、ずっと気になっていたお店がある西武池袋線「ひばりヶ丘」駅周辺をぶらぶら歩いてみました。
暮らしが大好きになるようなアイテムを厳選「春花秋月HARUから」
「ひばりヶ丘」駅南口から徒歩13分、商店街を抜けて中原小学校に近づくと、目的のお店「春花秋月HARUから(しゅんかしゅうげつ はるから)」の青いのれんが見えてきました。
こだわりの食料品や日用品、衣類などを扱うセレクトショップで、店内には気になる商品がずらりと並んでいます。
商品セレクトのコンセプトは、店長の由利子さんが家族のために集めたもの。安心・安全なだけではなく、実際に試して、心からよいと感じた商品だけを取り扱っています。
お店の原点は土鍋。棚に並んだツヤツヤと光る土鍋のセレクトには特にこだわりを感じます。
「初めて土鍋でお米を炊いたときの感動が忘れられません。蓋をあけると立ち上る湯気と香り、ピカピカ光る炊き立てのお米。しゃもじでかき混ぜながら五感が喜ぶ感覚がありました」
体の芯から元気に暮らすことの大切さ
数ある商品の中で、購入したのはスタッフ絶賛の合わせ味噌。味噌の仕込みとして一般的な寒仕込みではなく、夏仕込みという6月から8月の暑い時期に仕込んだ味噌です。
北海道の大豆「つる姫」、九州産の麦に「あきたこまち」と天日塩、1200年前から続く京都の麹屋さんが仕込んだ麹を混ぜ合わせた味噌は、まろやかで甘みがあり、パンにつけて食べると絶品とのこと。
味噌は発酵食品の中でも手軽に摂りやすい調味料。この味噌で作ったお味噌汁をぜひ飲んでみたい、と即決で購入しました。
毎日元気に過ごす秘訣は、土台となる日々の暮らしを充実させること。由利子さん、スタッフの日代里さんのピカピカ光るお肌に驚きながら、よく働いて、おいしく食べて、たくさん笑顔になることが、シンプルだけど1番大切にしたい習慣だと感じた時間になりました。
ドリップコーヒーと手作りの焼き菓子でほっこり「COMMA, COFFEE」
「この辺りは、ステキなお店がたくさんあるんですよ」
日代里さんにおすすめいただいたお店の中から、「COMMA, COFFEE」へ向かいます。8分ほど歩くと集合住宅を改装した建物の一角にあるカフェが目に入りました。
団地を改装した店内は、元の状態を残しつつも明るく落ち着いた空間が広がっています。絵本の中から飛び出てきたような、鉄板で焼かれた大きなパンケーキも魅力的。しばらく迷った末、旬のイチジクをふんだんに使用したパフェを注文しました。
千葉県松戸市産のフレッシュなイチジクに赤ワインのグラニテ、コアントローのゼリー、白ワインのコンポート仕立てにしたイチジク、クランベリーのゼリーが繊細な層になっています。
夏らしい爽やかな風味が重なり合い、サワークリームと手作りクッキーのザクザクとした食感が絶妙なアクセントとなって、食べ進める手が止まらない!ゆっくりいただくつもりでしたが、あっという間に完食しました。
旬のパフェは収穫のタイミングごとに変わります。気になる方はInstagramをチェックしてから来店すると確実です。
買い物スポットが充実している「ひばりヶ丘」駅周辺。駅を少し離れると、コンパクトに営業している個性的なお店がたくさんありました。暑さが和らいだら、また訪れたい散歩コースです。
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東京都西東京市ひばりが丘2-8-12
TEL 042-430-4308
FAX 042-430-4328
営業時間 10:00〜18:00
定休日 月曜日(臨時休業あり)
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東京都西東京市ひばりが丘3-4-47 HIBARITERRACE 118内
TEL 042-465-1665
営業時間
水・木・金 11:00〜17:00(16:00L.O.)
土・日 11:00〜18:00(17:00L.O.)
定休日 月・火曜日(祝日もお休み)
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本コラムは、株式会社西武リアルティソリューションズからの依頼にもとづき、以下、投稿者のコメントを編集して掲載しております。
投稿者プロフィール
高橋みさと
自然に近い場所を求めて2021年に都内から郊外へ移住。
ライター業をしながら米や野菜づくりに挑戦しています。
趣味は登山と外で遊ぶこと。
発酵に興味があり、コンポストを利用して生ごみを捨てない生活を実践中です。
http://turumayu.studio.site
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