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鉄フライパンがおすすめです

Gourmet

2024.06.12

手作りのお魚料理

 

 

鉄フライパンでおうち料理を簡単にレベルアップ

 

 

 中古マンションをリノベーションして、キッチンを広くしてから料理をすることが多くなりました。仕事が早く終わった日や休日など時間さえあればキッチンに立ちます。本やネットでレシピを見つけて作る程度ではありますが、どもたちがいっぱい食べてくれたら嬉しくなり、「次は何を作ろうかな」と常に考えている状態です。

 

 料理が楽しいポイントがもう一つあります。それは調理道具を集めること。デザイン性の高いもの、便利なアイデアグッズなど世の中には本当にたくさんのアイテムがあるので購入欲を抑えるのに苦労しています。妻から「何本包丁買うの!?」などとツッコミが入ることもありますが、全ては日々の幸せを追求する努力ということで。

 

 いくつか調理道具を使っていると「昔ながらの道具が使いやすいのではないか」と思うことがあります。その一つがフライパン。世の中的には「くっつかない」を重視したフッ素樹脂加工やホーローが多く出回っていますが、我が家はシンプルな鉄フライパンが大活躍しています。そこで、今回は鉄フライパンの魅力を存分に語りたいと思います。

 

 

自宅で活躍している鉄フライパン

 

 

特徴1 火の通り方が全然違う

 なんといっても一番の特徴は短時間で火が通ることです。違いがわかりやすいのはもやし炒めと卵焼き。野菜は長時間炒めるとクタクタになってしまいますが、鉄フライパンならシャキシャキの食感を残したまま出来上がります。卵も外はほんのり香ばしく、中はトロッと半熟にできるのです。はじめは鉄フライパンを嫌がっていた妻も、卵焼きを食べて心変わりし、今我が家では朝の卵焼きは鉄フライパン必須となっています。

 

 

愛用しているサイズ違いの鉄フライパン

 

 

特徴2 リーズナブルなのにずっと使える

 私が使っている鉄フライパンは20cmと小ぶりサイズで3,000円程度です。試しに買ってみたものなのですがもう45年使っています。ダメになるどころか、使えば使うほどくっつきにくくなり、使い込んだ風合いも出てきて愛着のある一品に育ってきました。例えば、お値段がそれなりにするフッ素樹脂加工やセラミックコーティングされたフライパンは2年ほどでの買い替えが推奨されています。鉄フライパンは表面処理なども何もない分、逆に壊さない限りずっと使うことができる高コスパ商品なのです。もちろん、作家ものや老舗メーカー、鉄がぶ厚いものはそれなりのお値段になりますが。

 

 余談ですが、気に入って使っていた有名メーカーのホーロー鍋をメンテナンスしようと問い合わせたところ修理やメンテナンスは受け付けていないとの回答でした。それ以来、道具はできるだけ長く使えるものを選ぶようにしています。

 

 

 

特徴3 とても軽く、用途も多彩

 よく「鉄のフライパンって重いんでしょ?」と言われます。当然ものによりますが炒め物に適している1.2mmだったら普通のフライパンより断然軽いです。今流行りのワンパンパスタ(フライパン一つで作るパスタ)もバッチリです。肉を焼くなら厚さのあるものが適しているので、私は厚みのあるフライパンも持っています。こちらはかなりの重量で、片手で持って振ったりはできません。手首が壊れます。

 

 

鉄フライパンでパスタ作り

 

 

「焼く」以外の調理にも使えます。深さのあるものなら揚げ物や汁物を作ることも可能。「焼く」「煮る」「揚げる」なんでもできる万能選手は中華鍋ですね。中華鍋もとても軽いのでオススメです。

 

 

使い方には注意が必要

 

 

いかがでしょう?鉄フライパン気になってきましたか?最後に、いいことばかり書いてしまっているので気になる点もお伝えしておきます。

 まず「洗剤で洗うのはNG」。鉄は錆びます。だから常に油分をまとった状態にしておかなければなりません。なので使用後に洗剤で洗ってしまうと油分が落ちてダメになってしまいます。洗う時は水とタワシで汚れを落とし、すぐに火にかけ水分を飛ばしましょう。

 

 

お手入れ後の鉄フライパン

 

 

もう一つは、油をまとわせているため、引き出しにしまう時他のものと重ねると油がついてしまいます。なので我が家では鉄製品は全て壁かけです。キッチンにかけるところがない場合はDIYでフックをつけるか、自分でやるのが難しければリフォームの相談をしてみるのもありかもしれません。

 料理は毎日のことなので、理想のキッチン、理想のアイテムを見つけてステキなお料理ライフを送りましょう!

 

 

 

本コラムは、株式会社西武リアルティソリューションズからの依頼にもとづき、以下、投稿者のコメントを編集して掲載しております。

 

 

 

 

投稿者プロフィール

赤井 恒平(あかい こうへい)

ライター・フォトグラファー。埼玉県飯能市でシェアアトリエ「AKAI Factory」を運営するなど、まちづくり業にも携わっています。
現在は築20年のマンションをリノベーションして家族4人で暮らしています。最近は休日に料理をするのが密かなブームです。

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