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「その汚れ、プロにお任せしてみよう」自分をすり減らさない家事の進め方

Life Hack

2024.05.08

 

実は、毎日の掃除では落としきれない、溜まってしまった汚れに悩んでいます。築年数の古い物件のため、ある程度の汚れは仕方がありませんが、できればきれいな状態で暮らしたいものです。時間を見つけて、少しずつ掃除をしていますが、汚れが気になる場所は増えていく一方です。

 

今すぐ掃除したい、汚れが気になる3か所

 

日々のお掃除ではカバーできない大きな汚れのうち、特に気になるのは次の3か所です。

 

IHのガラストップに付いた焦げ付き

・お風呂鏡のウロコ汚れ

・お風呂の追い焚き配管

 

IHのガラストップは、調理後や夕食後の後片付け時に濡れ布巾でふいています。こぼれて焦げついてしまった時は、洗剤や石鹸をスポンジにつけてこすっていますが、焦げ付き部分が厚みを増す一方です。日々の掃除が甘いのを反省しています。

 

IHコンロのガラストップに付いた焦げ付き

 

お風呂の鏡も、汚れが積み重なった結果の代表選手。入浴時には鏡本来の役目を果たせません。使うたびにお湯をかけるという手間に疲れて、お風呂では鏡を見ない日々が続いています。クエン酸を染み込ませた布を使う落とし方を試してみましたが、効果はなく、ここも本格的なお掃除が必要です。

 

お風呂鏡のウロコ汚れ

 

お風呂の追い焚き配管は、自己流のお掃除では手が回らない部分です。我が家の追い焚き機能は、新しいお湯を足して温めるタイプではなく、浴槽のお湯を吸い込んで給湯器で温め、また浴槽に戻す循環型のため、内部に汚れが溜まっているような気がしてなりません。まだ幼いこどもの健康に影響するのでは、と不安を感じます。

 

お風呂の追い焚き配管

 

 

クリーニングサービスへ依頼するのは敷居が高い?

 

 

お風呂の掃除道具

 

気になる汚れをすぐになんとかしたい時、思い浮かべるのは専門のクリーニングサービスです。専門業者に依頼すれば、プロの手で傷をつけずに短時間で汚れを落としてもらえます。悩ましい汚れが一気にきれいになったら気持ちが良いと分かっていますが、なんとなく依頼しにくいのも事実です。

 

クリーニングサービスへ気軽に依頼できない理由は、掃除できなかった家の汚れを見せる恥ずかしさがあります。頑固な汚れに成長させたのは自分であり、専門的な知識がないと掃除ができないところ以外は、毎日きちんと掃除をしていれば美しく保てたはずです。掃除をサボったことが分かってしまうといった気持ちや、きれいに保てなかったことへの罪悪感から、依頼をためらってしまいます。

 

また、金銭面もクリーニングサービスへすぐにお願いできない理由です。掃除を外部の人にお願いするのは贅沢、といった考え方からパートナーや家族に反対されることがあります。きれいに保てていれば、本来は必要なかった費用のため、気が引けてしまうのも原因の1つです。

 

年下のママ友から学んだ、自分をすり減らさない家事の進め方

 

毎日ケアをしたくても、手が回らない掃除場所。同じように忙しく家事をこなすママ友たちは、どのように掃除をしているのでしょうか。気になったので質問してみると「したことない」という返事。「素人が頑張って汚れを落とすよりも、プロにお任せした方が時短。そしてきれい。そこにエネルギーを注ぐのは無駄。楽しくない。」

 

確かに、後回しにしがちな掃除場所は、レンジフードやエアコンなど、ケアの難易度が高い場所ばかり。掃除の仕方をまちがえて汚れがさらに広がる、水滴が残っていたために故障の原因につながるなどのトラブルが起こらないとはかぎりません。

 

また、掃除中に部品を紛失したり、壊したりすれば、修理代も高くつきます。家事をアウトソーシングするのは、企業が専門外の分野を外注するのと同じこと。プロにお願いすれば、ほとんどの場合は美しく確実な仕上がりが保証されます。

 

籠の中に整頓されたタオル

 

そして1番驚いたのは「楽しくない」の一言です。家事は「やるべきこと」と考えることが多く、楽しくないからといって他の人にお願いするといった考えはありませんでした。整頓されている状態が当たり前の家事。「元通り」の状態にするまでに、どのようながんばりがあったかなど家族の誰も気にしません。

 

好きな家事は楽しく取り組み、嫌な家事は顔をしかめながらこなすよりも、きちんと掃除をすることをあきらめてプロに任せる。空いた時間を有意義に過ごす方が楽しいし、母親が笑顔になれば家族も明るく過ごせるという返答に、肩の力が少し抜けたような気がしました。

 

隅々まで掃除ができなかったと悩まず、苦手なこと、できないことは誰かにお願いする。家事を外注することへのためらいが一切ない、20歳近く年の離れたママ友は、誰かに掃除を頼むのは恥ずかしいことではないのだ、と笑って言い切る軽やかさを身につけていました。

 

 

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本コラムは、株式会社西武リアルティソリューションズからの依頼にもとづき、以下、投稿者のコメントを編集して掲載しております。

 

 

 

 

投稿者プロフィール

高橋みさと

自然に近い場所を求めて2021年に都内から郊外へ移住。
ライター業をしながら米や野菜づくりに挑戦しています。
趣味は登山と外で遊ぶこと。
発酵に興味があり、コンポストを利用して生ごみを捨てない生活を実践中です。

http://turumayu.studio.site

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