手軽にお風呂時間を充実させる方法
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2024.04.24
忙しかった一日の終わりにゆったりと湯船に入るリラックスタイム。至福の時間です。「お風呂でリラックスするとアイデアが出る」なんて人もいるみたいですが本当にうらやましい!入浴中の私の脳は空っぽです。何も考えていません。
また、入浴は睡眠の質にも影響があるのだそう。人間は体温が下がると眠くなる性質があり、お風呂で体を温めると1~2時間後に体温が下がるので寝つきが良くなる傾向があるのです。
そんな重要な役割を担っているお風呂タイムをより充実させるにはどうすればいいのでしょう。バスルームは毎日のように使うものなので、数年住んでいると慣れてきてしまいちょっと刺激が欲しくなります。とはいえ、機能的に問題があるわけではないのでリフォームは大掛かりすぎますよね。そこで今回は低予算&お手軽に気分転換できる方法をご紹介します。
シャワーを極める「シャ道」との出会い
ある日、ふと友人にお風呂をもっと充実させたいんですよねと話したところ「それならシャワーヘッドを変えるのがおすすめですよ」と提言いただきました。
「シャワーは1人で楽しむ究極の癒し時間です。湯船に入らない日はあっても、シャワーを浴びない日ってほとんどないでしょう?」と、熱く語る友人。偶然にもその友人はシャワーの快適さを追い求める「シャワー道」略して「シャ道」を歩む人だったのです。
そんな世界があるのか、と驚きながらも早速どんなシャワーヘッドがおすすめなのか聞いてみました。とはいえ、シャワーは個人の幸せを叶えるもの。好みは人それぞれなので一概に「これがいい!」とは言えません。そこで大体の方向性だけ決めることにしました。
私が唯一苦手だったのが霧のような細かい水が出てくるミストタイプ。以前、出張で泊まったホテルに設置されていて使ってみたのですが、これがとても寒かったのです。どうやら水滴が細かすぎてお湯の温度が下がってしまうのか、とてもリラックスタイムという感じにはなりませんでした。そこで今回はある程度水圧がある(しっかりお湯が出る)ものにしました。
タイプが決まったら次は価格です。シャワーヘッドは数千円から、高いものだと数万円くらいのものもあるのですが、私はシャ道初心者なので高級品はリスキーだと判断し、入門編として5,000円程度のものをチョイスしました。
実際に使用してみての違い
さっそく装着です。シャワーヘッドって自分で外せるんだろうか?外したら水が飛び出してくるんじゃないか?という心配を抱きながらぐいっと回すとちゃんと取れました。水も吹き出してきません。外したら新しく買ったシャワーヘッドをねじ込んで完了です。簡単!
シャワーヘッドは大抵ツルツルなのでゴム手袋を装着すると滑らずに回せます。私は最初素手でチャレンジして手首を痛めました。
もう一つ注意点として、今回はそのままつけられましたがメーカーによってはネジ山が合わず、間に一つパーツが必要になったりするようなので購入前にHPなどで取り付け可能かどうか確認すると安心です。
それでは開通式です。中央部分は水圧強め、周辺部がミストになっていてしっかり洗いながらミストの心地よさも感じられます(もちろん寒くないです)。また、手元で水量も調節できるので、小さい子が浴びる時は優しい水量に変えることができます。節水効果も期待できるので家計にも優しいのも嬉しいポイントです。なにより、こどもたちも新しいシャワーヘッドがおもしろいらしく、楽しそうにお風呂に入っています。
▲交換後。中央はしっかりシャワー。周辺は優しめシャワー。
▲既存のシャワー。均一に水が降り注ぐ。
もちろん、もとのシャワーヘッドに戻すことも可能。将来的にはタイプの違うシャワーヘッドを揃えて、季節や気分によって変えるのもアリかも、と妄想しています。気がつけばすっかりシャ道を歩み始めていますね。
ちょっとしたリフォーム気分が味わえるシャワーヘッド交換。気分転換にもなるのでみなさまもぜひ試してみてください。
本コラムは、株式会社西武リアルティソリューションズからの依頼にもとづき、以下、投稿者のコメントを編集して掲載しております。
投稿者プロフィール
赤井 恒平(あかい こうへい)
ライター・フォトグラファー。埼玉県飯能市でシェアアトリエ「AKAI Factory」を運営するなど、まちづくり業にも携わっています。
現在は築20年のマンションをリノベーションして家族4人で暮らしています。最近は休日に料理をするのが密かなブームです。
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