過去の自分に会って、未来の自分を想う。5年日記のススメ
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2024.04.10
こんにちは。
ぴょこぴょこぴです。
日記って書いていますか?
私は日記を書くのが苦手で、過去、続けられたことがありませんでした。
「過去は振り返らない主義、未来を見ていたい」と考えていて、日記を書く意味も見いだせずにいました。
そんな私が1年以上、毎日書き続けている日記が「5年日記」です。
「5年日記」とは?
5年日記は5年連用日記とも呼ばれていて、その名の通り、1冊で5年分の日記が書ける仕様となっています。
特徴的なのは、同じページに、5年間の同じ日が並ぶこと。
去年の同じ日、何をしていたかな?と、過去の日記を読みながら、日記を書くことができます。
同じページに同じ日がまとまることで、書くスペースは小さくなっています。
たっぷり書きたい!という方には物足りないかもしれません。
でも、スペースが小さい分、少し書けばいいので、隙間時間に書ける続けやすい日記です。
他に、3年日記や10年日記など、年数の違うものもあります。
「5年日記」を手に取ったきっかけ
日記を続けられない、日記を書く意味が見いだせない、という私が「5年日記」を手に取ったきっかけは、友人がとても楽しそうに語ってくれたから。
文房具好きの友人たちが、こどもの成長や、楽しかったことなどを書いていること、去年や一昨年に何をしていたかを振り返る楽しさなど、5年日記の魅力を話していたのが気になったきっかけでした。
でも、私にはきっと続けられない…と迷い、すぐに購入には至りませんでした。
そんな中、45歳の誕生日が近づいてきた時に、ふと「45歳から書き始めれば、5年日記を書き終えるときには50歳。自分はどんな50歳になっているんだろう?」と思って、買ってみることに。
続かなかったら仕方ない、でも続けられたら楽しそう!という、自信のなさとワクワク感が入り混じったような気持ちでスタートしました。
5年日記の意外な魅力
5年日記を書き始めて、まず強く惹かれたのは、書き終えた欄ではなく、空白の欄。
1ページに5年分の同じ日が並んでいるのですが、書き始めは空白ばかり。
この空白の欄には、どんなことが書かれていくんだろう?
5年日記を書き終える50歳の自分を作るのは、この未来の空白の日々。
1日1日をどんなふうに過ごしていくかで、5年後は大きく変わる!と強く感じました。
自分はどんな50歳になりたいんだろう?逆になりたくないのはどんな自分?
納得感のある過ごし方ができたかな?と考えながら日記を書くようになり、なんだか楽しみつつ気が引き締まります。
過去を振り返りつつ、未来を想って気が引き締まる
5年日記を書き始めて、2年目に入りました。
日記を書きつつ、昨年の同じ日の日記を読むようになって、意外と忘れていることに気がつきました。
素敵だと感じた友人の言葉、こどもが高熱を出して心配だったこと、こどもの可愛い勘違いなど、そういえば1年前こんなことがあったっけ、と楽しく思い出すことができます。
過去は振り返らない主義だった私が、すっかり振り返ることを楽しむように。
楽しかった日だけでなく、しんどかった日も、振り返ると結構よい思い出になっていることにも気が付きました。
日記を書くことで「過去を振り返ることを楽しみつつ、空白の未来を想って気を引き締める」。
そんな時間が、「よし、今日も大切に過ごそう!」という気持ちにしてくれます。
5年日記は1日の欄が小さくてすぐに埋まるので、日記が続かないという方でも続けやすいと思います。
書き始めるのは、思い立った日から
5年日記の最初のページは、1月1日から始まっています。
1月1日から始めたくなりそうですが、始めるのは思い立った時がおすすめ。
私は誕生日に書き始めようと思い立ったので、誕生日がある11月スタートにしました。
もしも、1月1日まで書くのを待っていたら、書きたい気持ちが冷めてしまったり、ウッカリ忘れてしまったかもしれません。
思い立ったが吉日。
5年日記を書いてみたいなと思ったら、ぜひすぐに始めてみてください。
読んでくださり、ありがとうございます。
よい1日になりますように。
本コラムは、株式会社西武リアルティソリューションズからの依頼にもとづき、以下、投稿者のコメントを編集して掲載しております。
投稿者プロフィール
ぴょこぴょこぴ
夫と2人のこどもと4人暮らし。早寝・4時起きルーティン家事。
「日常の動きの中で、効率的に家事を行う」を意識して、暮らしを整えている。
ブログ「暮らしの工夫.com」、stand.fm「暮らしのラジオ*ぴょこ」などで暮らしについて発信。
・整理収納アドバイザー1級、防災備蓄収納1級プランナー、クリンネスト1級
・著書『考えない家事「ルーティン化」で心も体も自由になる! 』(主婦と生活社)
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