1. ホーム
  2. ほほえみコラム一覧
  3. 低血圧と冷え性

低血圧と冷え性

Life Hack

2022.02.09

低血圧と冷え性

暦の上ではもう春ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

春に向かうとはいえ、まだまだ朝晩の冷え込みは辛いこの時期、毎年思うことですが「立春」あたりって、春という字を書くわりには、寒い! ですよね!?

子どもの頃から血圧低めの私は身体が冷えやすく、寒さは大の苦手です。

身体が冷えると、寝起きが悪い、1日中眠い、肩がこる、胃が痛む、などの症状が出ます。

一度そうなると仕事も家事も滞るうえにやる気が出ない… と悪循環でいろいろ支障が出るので、対策は必須です。

今回はそんな私の冷え対策について書いていこうと思います。
 

身体を温めるために…

冷え性対策 レッグウォーマー

まず絶対に欠かせないのは「腹巻き」、そして「レッグウォーマー」を身につけること。

お腹と足首を冷やさない、これは端的によく効きます。

在宅時には、両方を常時装着です。

外出時も、大抵の場合、腹巻きはしています。

下着メーカーなどが薄手でオシャレなものを販売するようになったので、万が一見えてしまってもあまり困らないようなものを選ぶようにしています。

なかでも、長めで、みぞおち辺りまでカバーするものを選ぶとしっかり保温してくれるので、薄い肌着と重ねて使えて便利です。

この「身体部分だけの重ね着」は、上着を脱ぎ着することで温度調節がしやすく、出先の屋内で過ごす時間が長いときに特に重宝します。

寒い日は、出かけた先の暖房が強めなことが多いので、よく使います。

腕まわりが着ぶくれしないためダウンジャケットを着ても手を動かしやすいのも、私が気に入っている点ですね。

レッグウォーマーは服装を選ぶので、時と場合によりけりですが、最近よく使うのは、ダウン素材で靴の上にかぶせるレッグウォーマー型のカバーです(画像参照)。

これは膝から足首を覆う丈で、パンプスの上に重ねるとブーツのように足首まで保護されるし、ジーンズの上にかぶせて履くようにしても使えるので、かなり保温性が高いです。

移動中は履いておいて、出先では外す、という使い方もできるのが便利。

…あ! 外出時、首や手首は、もちろん出さずに!ですよ! そのうえでの対策です。


身体の表面の保温は、身体の周りに空気の層があると効果的なので、薄い素材でも重ねて空気の層を増やしたり、ウールやカシミアのニットのように、空気をたくさん含むものを着るのがよいそうです。

薄手の腹巻き、実は私は夏の暑い時期にも持ち歩くことがあり、冷房が強すぎるときにこっそり装着したりします。

Tシャツの下に、とか!笑

即効性があるのは…

冷え性対策 お灸

続いて、これもまた欠かせないのが「お灸」です。

昔は、もぐさを肌に乗せて火をつけていた、あれです。

私がいま使っているのは、台座のある熱くないタイプで、時間帯は主に夜。お灸のメーカーからもらった冊子や公式サイトのガイドにあるやり方に沿って、冷えや凝りに効くという「ツボ」を、温めています。

お灸に火をつけてツボの位置に貼る、という簡単な手順で、複数置くとびっくりするほど血流がよくなり、すぐに身体が温まるので、毎日のように使っています。

私が幼い頃、祖母が使っていた「もぐさ」は火をつけると本当に煙が多くて、祖母は気持ち良いというより熱そうに使っていましたが、いまはお灸自体が熱くなりすぎない工夫がされているのと、煙が少ないタイプや、火を使わないタイプもあり、手軽です。


「ツボ」って、東洋医学の「気」の出入り口です。

鍼治療で刺激したりする場所ですが、世界的にツボ刺激の効果は認められていて、約360のツボがWHO(世界保健機構)によって定められています。

この「ツボ」本当に不思議で、お灸をすると直接温めた場所に体感があるだけではなくて、離れた場所に変化があったりするんです。

例えば腕を温めると首と肩がすごく軽くなったり、目がすっきりしたり、という感じです。

先日、腰が痛いときに、効くツボはないかと調べたら、内くるぶしのななめ前にある骨の近くにありました。

これ、自分の足で見てみたら土踏まずに近いあたりで、こんなところが!?とびっくり。

腰からずいぶん遠いですよね。

冷えの解消とは別に、こういう意外なところが面白かったりもして、お灸&ツボ、目下のところお気に入りです。

長い目でみると…「食」と「運動」

冷え性対策 チャイティー

あとは、食養生と運動です。

食養生は「漢方」と「スパイス」、それぞれ身体を温めるといわれるものを取り入れています。

「冷え」だけでなく血流を良くするにはと、体質改善を目指して調べて行き着いた方法ですが、調べれば調べるほどこの2つは奥が深くて!

私もまだ試行錯誤の途中なので、ぜひ、興味のある方はそれぞれ専門家に相談をしてください。

個人差があるものなので、様子を見ながら試すのがよいと思います。

私の場合は、漢方は血流を良くする「葛根湯」が効いているようで、飲み始めてから目覚めがよくなりました(服用前に、かかりつけ医に相談しました)。

スパイスは、シナモンが消化を促進してくれるようです。

シナモンやカルダモンなどが入ったチャイティーは、通年で愛飲しています。

ここ数年、チャイがメニューにあるカフェが増えているので、手軽に飲めるのが嬉しい!


それから、運動。

冷えに関しては筋肉量を増やしたいので、できるだけストレッチや筋トレを増やしていこうと思っています。

…ここだけ「思っています」で歯切れが悪いですね…

実はまだ、筋トレはそんなに実現できていないのです。

身体の凝りがひどいのでストレッチはけっこうな時間をかけてやるのですが、筋トレ… 苦手なのです。

でも! やります。

健康寿命を延ばすためにも!

冷え性対策 湯たんぽ

最後に、湯たんぽの画像を載せてみました。

今年は子どもたちが、冷える日はベッドに持っていく「湯たんぽ」を用意しています。

湯たんぽは、下の子が生まれた頃に姉弟揃えて買って使っていたのですが、数年使ううちにカバーが擦れて毛玉だらけになり(画像向かって左)、替えが手に入りにくかったので、いつしかしまいこんでいました。

それが今季、ひょんなことから別メーカーのカバー(画像向かって右)がつけられることがわかり、新調したところ毎日のように使うようになりました。

子どもたちが「お湯入れて」と持ってくるたびに、幼かった頃にかえったようで嬉しい母です(子育て中に大変だったことは忘れていくタイプです)。

 

身体の「冷え」については、保険組合などの健康に関わる団体や医療関係、生活調査などの統計データがあり、おおかたの結果では「女性の約8割が冷え性」とされています。

女性に多いため、女性特有の悩みのように思われがちですが、実は男性にも冷え性の方は多いのだそう!

寒さや新型コロナのせいで外出が減りがちな冬でしたから、運動不足などで今までより冷えやすくなった方もいるかもしれません。

 

「冷えは万病の元」、男性もぜひ意識してみてください。

 

寒い日と暖かい日が周期的に繰り返されるのを「三寒四温」といいます。

気候がだんだん暖かくなってくるこの時期に使われることの多い言葉です。

少し暖かくなっても油断せず! 冷え知らずの身体で、元気に過ごせますように。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「お部屋が寒くて、身体が冷える」「暖房を入れてもなかなか暖まらない」・・・
室内の寒さ・冷え対策には、断熱性に優れた「内窓」もおすすめです!

▷「冬暖かく、夏涼しい」内窓のセミナー動画はこちら
▷ほほえみライフのリフォームサービスはこちら

 

 

 

←Prev:「【小学生の金融教育】我が家のリアルなお年玉とおこづかい管理事情」

→Next:「【心のリフレッシュ】心機一転したいけど環境を変えられないときにおすすめしたいこと」

≪ 一覧へもどる

 

 

 

投稿者プロフィール

宮本良子(Ryoko Miyamoto)

TVCM、PR番組プロデューサー。4人家族+保護猫姉妹2匹のマンション暮らしです。好きなものは、児童書、紅茶、スコーン、クラシックカー。英国でティーハウス巡りをするのが当面の夢です。

Instagram はこちら