【小学生の金融教育】我が家のリアルなお年玉とおこづかい管理事情
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2022.01.26
【小学生の金融教育】我が家のリアルなお年玉とおこづかい管理事情
現在小学3年生の息子。
息子のお年玉とおこづかいは3歳から全て自己管理させている我が家。
一番の理由は、私が小さい時お年玉を親戚にもらっても、親に全て没収され私の手元には1円も残ることがなかったからです。
「お年玉」をもらって、楽しかったり嬉しかったりする思い出は私には皆無。
「私と同じような思いを可愛い息子にはさせたくない!」と思った我が家の方針です。
最近私の母に、私がもらったお年玉は何に使っていたのか聞いてみると「貧乏でお金がなかったから洋服代にしていた」とのことでした。
「おとなになったら渡すから管理しておいてあげるわね」と言われていたけど、いくつになっても渡されないお年玉。
こんな経験をした人はきっと私だけではないはず。
実はこの話をインスタグラムに投稿したところ、「我が家はこどものときから大きな金額を使うのは難しいと思っているので親が管理してます。」とのコメントもいただきました。
もちろん、各家庭それぞれなのでいろいろな事情や方針があると思います。
この記事では、小さなこどもにお年玉を管理させると決めた、我が家のリアルな事情をお話していきます。
①お金の価値は年齢を重ねるにつれて減少する
小学生のとき、放課後100円玉をもって駄菓子屋に行きませんでしたか?
思い出してみてください。
そのときの100円玉の価値を。
キラキラと銀色に光るコインは夢が詰まった硬貨のように見えたはず。
100円あれば、「駄菓子があれもこれも買える!」とわくわくしましたよね。
あれから数十年たった今の100円の価値はどうでしょう?
100円もらえるともちろん嬉しいですが、あの時の感情を味わうことは不可能に近いと思います。
こどもにとっての100円は、おとなと比べるとおそらく2倍、3倍以上の価値がある。
おとなになってから管理していたお年玉を渡すときには、1,000円の価値は1,000円でしかありません。
でも、こどもの頃の1,000円の価値って欲しいお菓子がなんでも買えるイメージ。
その喜びを味わってほしくて自己管理をさせています。
②お金の失敗は小さいうちから学ぶべし
息子の毎月のお小遣いは700円。
それとお年玉貯金でやりくり。
一緒に出かけるときは、息子は500円~1000円をお財布に入れます。
「ガチャガチャやりたい」「UFOキャッチャーやりたい」など私から見るとやらなくてもよいものは、息子のお小遣いからお金を出すルール。
さすがに1日で何回もやろうとしていたら止めますが。
息子はこのやり方を続けるうちに、自分にとって本当に必要なモノと不要なモノが最近理解出来るようになってきたようで、ガチャガチャを見ても素通りすることが増えました。
お金の失敗は小さいうちにしておいた方が、おとなになって大事にならなかったという実際にあった失敗談も聞いたことがあります。
③好きな漫画を好きなときに好きなだけ買う幸せ
息子は漫画を読むのが大好き。
習っていない漢字を読み書きできるのは確実に漫画のおかげ。
イラストを描くのも漫画を読んでいるから自然と上手になっています。
かといって「あの漫画もこの漫画も欲しい」と言われても困ってしまいますよね。
そんなときに自分で管理をしているお金の出番。
「漫画が欲しい」と言われてもたくさんの種類があるし、全部読み切るまでに何冊購入すればよいかも分からない。
自分のお金で好きなだけ漫画を買うお金の使い方は、こどもも親も双方にストレスフリーなんです。
④誰かにお金を使う経験が早くからできる
息子が小学校1年生のときの私の誕生日に、とても嬉しいできごとがありました。
「ママ誕生日だから好きなモノ買ってあげる!」と1,000円のマフラーをプレゼントしてくれたんです。
(ちなみに息子はおソロで自分の分も自分で買っていました)
そのあとなんと誕生日ケーキまでプレゼント。
人にお金を使うのを躊躇してしまうおとながいる中、息子は人に気持ちよくお金を使える人間になれていたことにとても感動し、私自身勉強になりました。
たった1,000円のマフラーですが、実は今年の冬で3回愛用しています。
きっと息子のお金を管理していたら、この感動を味わうことはなかったし、息子からのプレゼントのマフラーを愛用して冬を何回も越すこともなかったでしょう。
この経験から、一部だけでもこどもにお金の管理をお任せしてみることをおすすめします♪
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投稿者プロフィール
すず
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2019年パートを退職し独立&シングルマザーに。
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