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年越し準備のプチ模様替え

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2021.12.29

年越し準備のプチ模様替え

今年もまもなく終わりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

この時期になると「もう1年すぎるんだね! 早いねー!!」と、毎年同じことを友人たちと言いかわしますが、時間の過ぎる体感って、年々早くなるとか言いますね。

これ以上早くなるなんて、もしかして物忘れのスピードと比例するのでしょうか…だとしたら恐ろしい… とこれはアラフィフのつぶやきです。

カーテンを替えてみた

閑話休題。

今日はプチ模様替えの話をしたいのです。

ここ数年のことですが、年の終わりが見えてくると、なぜか私は家の手入れを始めます。

手入れといっても、いわゆる大掃除とは違って、なにかを取り替える・入れ替える作業です。

だいたい11月の中旬を過ぎた頃でしょうか。

「今年のうちに済ませておかねばならない!」という気持ちがにわかに湧いてきて、着るものの断捨離を試みたり、収納家具を替えてみたりし始め、やっているうちに「整理欲」にスイッチが入って対象がどんどん大物へと移っていきます。

昨年は、その流れで椅子の座面を張り替えました。
(そのときのことを書いたコラムはこちら→「リニューアルして年迎え」

 

そして今年の「大物」は、カーテン!!  自分の寝室のカーテンを作り直そうと思い立ったのです。

実はそれまで使っていたカーテンはもう20年も使っていたもの。

特に気に入っていたわけでもないのに、なんとなく使い続けて、すっかり古ぼけていました。


大物と書きましたが、今回作ったのは、床からの大きな「掃き出し窓」ではなく「腰高窓」といわれる、大人が立ったときに腰ほどの高さに台がくる窓につけるカーテンで、サイズは小さめ。

ミシンを使わず、切った布をアイロンと接着テープで仕立てる、お手軽なものです。


以前にも書いたかもしれませんが、私は手仕事、特に裁縫は苦手です。

「ミシンを使わず」というのは、使う・使わないを選択したのではなく、うまく扱えずに糸が絡まったままのミシンを直していなくてミシン縫いができなかったのが理由です。(しかも2台目!! )

そんな体たらくなのになぜ手仕事をしようと思い立つのか、自分でも本当に不思議ですが、こんなときの腰は軽いのです。
 

制作時間は約2時間(休憩含む)

では、私流のカーテンの作り方をご紹介します。

できあがりは、腰高窓の左右開きで、ひだなしの形。

110cm幅の布を2枚吊るす感覚で、上下のみアイロンで接着しました。
(これ、一般的に市販されているカーテンとは全然違う仕上がりのものですので、そこにはくれぐれもお気をつけて!)

作り方の手順は、

1)布の上下をそれぞれ三つ折りし接着テープで止める 

2)カーテン用クリップ(フック)をつける…の2つだけ! 

裁縫というより、工作の感覚ですね。

私はのんびりやって、約2時間で制作完了しました。

コツは、クリップをつける側になる三つ折りはあまり幅広くしないことと、裾になる下側の三つ折りは幅を広くすること。

これはぜひ、ご自宅のカーテンや市販のカーテンの作りを確認して参考にしてください。

作り方がシンプルということは、準備するものもシンプルです。

気に入った生地、アイロン接着用のテープ(生地屋さんなど専門店のものがオススメです)、カーテンレールから吊り下げるためのクリップ(カーテンクリップ、カーテンフックなどの名称で販売されているもの)の3点に、道具は、メジャー、裁ちばさみ、アイロン&アイロン台があればOK。

物差しもあると、三つ折り幅を測るのに便利です。

窓のサイズがいろいろあるのであまりあてにならないのですが、私は「110cm幅で長さ150cm」の生地を2枚用意して作りました。

横幅は止める手間を省きたかったので生地の端をそのまま使用できる110cmを選んだ結果、完全にフラットなカーテンにはならず自然なひだができました。

生地の端は画像にあるとおり、見えています。縦は、窓のサイズより少し長めの丈にしたかったのと、重さがほしかったので、下側の三つ折りを長めにとって、余裕のある寸法です。

これは理想の丈になって、大満足でした。

文章で説明するのは限界があるので、これ以上詳細な説明はしません。

この作り方、珍しくはなくて、いろいろな書籍やwebサイトなどにサイズの目安など紹介されていますので、興味のある方はトライしてみてください。

もちろん、ミシンでしっかり作られるのも素敵だと思います。

私も20代の頃に、芯をつけて二重ひだのカーテンを縫いましたから、いつかまたトライしたいとは思っています(そのときはミシンは壊さなかった)。

いずれの場合も私が声を大にしてお伝えしたいのは、窓のサイズをしっかり測ること、できあがりサイズをしっかり決めて生地を用意すること、の2点です。

小さな窓でもカーテンの占める面積は意外と広くて、カーテンを閉めている時間、好きな色、好きな柄を眺めて過ごせるのは、とっても心地いいです。

新しい布ものは運気を変えるといいます。

心機一転、よい気持ちになれるキッカケになりますように。

 

 

年末にぴったりなコラムはこちら

「大掃除の季節がきました!掃除を簡単にするシンプルな方法」

「大掃除で忘れちゃっているかもしれない!」

「エコ回収への道」

「リニューアルして年迎え」

 

 

 

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投稿者プロフィール

宮本良子(Ryoko Miyamoto)

TVCM、PR番組プロデューサー。4人家族+保護猫姉妹2匹のマンション暮らしです。好きなものは、児童書、紅茶、スコーン、クラシックカー。英国でティーハウス巡りをするのが当面の夢です。

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